星海祭

オーケストラとの融合ですって。
これは楽しみです。


○01:窮境へのレクイエム ~ 天空の扉
「窮地へのレクイエム」を普通に演奏し、そこにストリングス追加されると、
これからコンサートが始まるということを強く印象付けられます。
「天空の扉」に繋がりますが、
天空の扉のメロディがブラスなので随分と勇ましくなっています。
過去にライブでバンドスタイルにアレンジして演奏したことがありましたが、
それとはまた別の方向性ですね、
鳥肌が立ちました。
アレンジしたのが桜庭さんではないのでちょっと警戒していましたが、
それはもはや杞憂であることが分かりました。


○02:未確認神闘シンドローム
曲の前に朗読が行われます。
冬馬さんの台詞「死の、先を逝く者達よ!」から繋がります。
ゲームをプレイした者なら間違いなくプログラムを見ていなくても何の曲を演奏するか分かる演出ですね。
この曲に限った話ではありませんが、今回の編曲はアレンジアルバムをベースにしているものが多いですね。
2003年のライブ版を演奏して以降、アレンジアルバム版のシンドロームは出てきてないんじゃないかな。
アナトミアで使われているかもしれませんが(もうプレイしていないので知らない)。


アレンジアルバム版のシンドロームはイントロの後、Aパートをかなり静かに演奏するのですが、
今日のコンサートでは、その静かに演奏するところをエレキギターで演奏していたので驚きました。
激しくなったと思ったらメロディがストリングスです。
ブラスじゃないのかよ!
いや、これはこれでアリです。


○03:奈落の底にある歪曲
コンサートで演奏するのは初めての曲ですね。
朗読がレナスが初めてエインフェリアを探しに行くシーンだったので、
一番最初のダンジョンであるアルトリア山岳遺跡の曲を演奏すると
ダンジョン内で行われるフレイのチュートリアルが頭に浮かびます。


この曲を聴いているとストリングスの汎用性の高さに驚かされます。
激しいリズムに合わせて演奏するメロディ、オブリガード、
ブラスの後ろで8分を刻んでリズムを補強したりと、
ストリングスって本当にどこでも使えますね。


○04:The neverending cycle of reincarnation ~ Turn over a new leaf ~ The true nature of all
朗読はAエンド終盤のレナスとフレイが決別するシーン。
ここで演奏する曲はラスボス戦中のイベント2曲とラスボス戦。
その前に大切な曲が抜けています。
ここは是非とも「The first unison」を含めた4曲メドレーにしてほしかった。


「The neverending cycle of reincarnation」は元々オーケストラな曲なので今回のコンサートにうってつけの曲です。
スターオーシャンヴァルキリープロファイルのオーケストラコンサートは今回が初めてなので生で聴きたかったですね。
大人数による調和はバンドスタイルでは絶対出せない響きなので。


「Turn over a new leaf」のメロディがブラスとエレキギターだとかなり強気になりますね。
格好いいです。
「がんばれ! プラチナ!」の幻聴がしました。


「Turn over a new leaf」は通常版とリズムバージョンの2種類があるのですが、
音色自体は同じなので言われないと違いは分からないと思います。
この演奏を聴いたらラスボス前の方はこれくらい大きな変化があれば良かったなと思います。


「The true nature of all」はゲームをプレイしていた当時はあまり好きではなかったです。
後にバンドアレンジがリリースされて評価が変わった曲です。
あのチープな感じがするのに芯はしっかりしてるシンセの音がツボでした。
今回のコンサートではブラスがいい味を出しています。
あと後ろで鳴っているオルガンが良いです。


○05:幸せに、なれますように。
スタッフロールの曲です。
暗い曲が多い中、数少ない明るい曲です。
明るいと言ってもちょっとだけですけど。
ヴァルキリープロファイルの中ではちょっと異質な感じがします。


桜庭さんのピアノが熱いです。
ピアノを使用している曲は多数ありますが、
最初から最後までピアノの曲はあんまりありませんね。
オーケストラと聴いていたのでピアノが多いと想像していました。


これでヴァルキリープロファイルは終わりです。
そういやヴァルキリープロファイルは全て初代からの選曲ですね。
何か理由があるのでしょうか?


スターオーシャンは明日にしますか。