読了

使いこなそうCubase6付属VST/VSTiプラグインのすべて

ちょっと前にアマゾンでポチった本です。
じっくりと読む時間が取れなかったのですが、
1度は目を通しておいて必要なときにまた読み返そうと思ったのでちょっとずつ読み進めていました。


MIDIからDAWに移ったのは良いのですがCubaceは機能が多すぎて、プラグインも沢山あって、
どのように使えばいいのか分からないプラグインが多数、
また、各々の設定で何が起こるのか分からないものが多数ありました。


例:CubaceのREVerence(リバーブ(残響音)の設定)の設定画面

これ数値とか弄れば何がどうなるか分かりますか?


分からないなら誰かに聞くしか無いじゃないですか。
誰が教えてくれる?
真っ先に思い付くのはマニュアル。
まぁ大体想像できると思いますが、
こういうののマニュアルってWindowsのヘルプ並みに役に立たないんですよね。
これ初心者に読ませる気あるのかな?


参考までに、Cubaceのヘルプから抜粋。

REVerence は、コンボリューション演算によってルームの特性 (リバーブ) をオーディオに追加するツールです。オーディオ信号をインパルス応答 (ルームやその他の場所で録音されたインパルスで、各ルームの特性を再現するために使用されます) に準じて処理する仕組みとなっています。結果として、あたかも同じ場所で演奏されているようなサウンドが得られます。残響音を創出するためにプラグインに用意された実際の空間サンプルは非常に高品位です。


初心者はこれ見ただけで嫌気が差すんじゃないでしょうか?
というわけで買った本です。


読んだ感想を言いたいところなのですが、
1回読んだだけでは理解できない箇所が結構あったのでまだ結論は出せません。
ただ、上記の画像の数値やボタンの意味に関しては分かりやすかったです。
用意されている機能が分からないというのは、その時点で有効活用できないと確定してしまうので勿体無いです。
それを解消出来るのであればそれだけでこの本の価値は大いにあります。


当たり前といえば当たり前ですが、この本はあくまでどんな機能なのかを解説した本です。
セッティングに関しては例が1つ挙げられているだけで詳しく書かれていません。
ですのでプリセットと見比べたり自分の耳で確かめたりとかなりの試行錯誤が要求されます。
具体例をもう少し挙げていただきたかったですね。
ミックスに関してはそれだけで本が1冊書けるレベルなので無茶を言っているという自覚はあります。


「〜を参照」とあるのにページ数が書かれていなかったのは減点。
また、目次もプラグインの大分類ごとにしか無かったのも気になるところです。
目次にはモジュレーションやリバーブのページだけが表記されています。
Cubaceにはリバーブプラグインが3つ搭載されていますが、個々のページの表記はありません。


なのでアマゾンの評価的には★4くらいでしょうか。