Cubaseに付属しているエフェクターやVSTはMIDIだけ経験者にはまるで分かりません。
ぱっと聴いただけですぐに分かるエフェクトならいいのですが、
名前も効果も分からないボタンやツマミはお手上げです。
上記はそれの解説をしている本です。
エフェクターはともかくVSTはマジで分かりません。
Halion Sonic SEとGroove Agent ONEは使いたい音を探す程度なら出来たので、
とりあえずは曲を創ることができるようになりました。
しかし、他のシンセサイザーはどれもこれも全くの未知の領域です。
詳細に記述している文献が無いと無理です。
こっちはイコライジングの本です。
この音色の場合はどの帯域を強調したり弱めたりすればどうなるのかを解説している本です。
イコライザの数値を弄って視聴すれば音が変わったことは分かりますが、
何でこんな音になったのかという理由は分かりません。
特にドラムの音作りは頭の血管が切れそうになるくらい神経を使います。
予備知識無しで理想の音を作るなんて無理です。
ドラムに関してはかなり詳しく記述されているので大変参考になりました。
また、複数の音色の、音色毎周波数毎の効果を知りたいけど詳しい解説までは不要という場合は、
巻頭の折り込みに早見表を参照すれば良いです。
この本を手にしてからはまだEQをしていませんが、
現状で既に非常に役立ちそうということが分かります。
早速1つ不満があります。
オルガンについての記述が2ページしかありません。
オルガン厨の私にはちょっと物足りないです……。