桜庭統 Band Arrangement Album / スターオーシャン&ヴァルキリープロファイル


スターオーシャン1、2とヴァルキリープロファイル1、2のアレンジアルバムです。
随分古い曲を持ってきたものですね。
桜庭さんを知ったのはスターオーシャン1なので私としては原点とも言える曲達です。
一番馴染みがあります。
Mighty blowとかTangencyとかアレンジ版を聴けることはもうないだろうなと思っていた曲がまさかの登場で心が踊りました。


曲の構成はいつものアレンジ版とは違い、
原曲の構成をそのままで音色をバンド系に変更し、プラスαをした感じになっています。
新規に追加したフレーズは少な目です。
なのでゲーム内で流しても違和感無さそうですね。
……いや、2Dゲームでバンド曲ってのはちょっと無理があるか。


Stab the sword of justiceはメロディの後ろで鳴ってるベンドダウンの音まで再現していて驚きました。
バンドアレンジと聞いたら真っ先に切り捨てそうな音なんだけどな。


The incarnation of devil、未確認神闘シンドローム、Confidence in the dominationはもはや恒例ですね。
どれも安定してカッコいいです。
incarnationとdominationは何回目のアレンジだよ。
よくこんなに何度もアレンジできるなと感心します。
dominationがカッコよすぎて無限ループ中。


Mighty blowはシンセのぐんにょりした音が面白いですね。
登場したのは嬉しいですがサビにメロディがない……。
7/8拍子14小節という半端な長さなのにまるで無駄のないメロディに衝撃を受けたのですがこれが無いのはがっかり。
まぁ生演奏でやる曲じゃないよなぁ……。


Tangencyは演奏するのが大変そうだ。
連打とサビがキツイ。
それでも生演奏に拘る姿勢は凄い。
この曲のアレンジが出たってことはライヴでの演奏を期待していいのかな。
試聴版を聴いた時はオルガンの音が微妙な気がしたけど全然そんなことはなかった。


どの曲も満足できる曲でした。
でもちょっと気になったのが、スネア。
軽い気がするからもうちょっとスナッピー感が欲しい。