ビヨビヨ

とりあえずやろうとしてた事を一つ消化。



ビヨビヨことBeyond the Beyond。

PSのRPGです。

エンカウント率が異常に高く、

またクリティカル、命中、回避等の確率依存、

更には敵に与えるダメージ、受けるダメージが連打で変化するという、

プレイヤーが実際に冒険をしている臨場感を味わえるシステムがあります。

ゲーム中常に連打していないといけないというクソ素晴らしいゲームです。



過去の日記を発掘して来ましたので、

長いですがまずこれをどうぞ。







2003年09月25日(木) ふぅ〜

<ビヨビヨ>
ZEZAさんがビヨビヨの低レベルなんていうとてつもないことをなさっていたのですが、
どうやら諦めてしまったようです……。

このゲームを低レベル攻略しようという発想だけでも充分凄いです。
まぁ残念な結果に終わったのですが……。

もしこれを達成されていたら、
私はZEZAさんをRPGの神として一生崇めていたでしょうね。

あ、因みに「Beyond the Beyond」が正確なタイトルです。

このゲームはあまりにも面白過ぎるので500円もあれば買えます(多分)。
RPG絶対の自信を持ってる方はぜひ挑戦してみてください。

過度のレベル上げはどのゲームにおいても難度が下がることは確実ですので、
それをしないことを前提に話を進めていきます。

このゲーム知らない人が多そうなので特徴といえるシステムを言っておきますと、
ボタンを連打することによって、
あらゆることにおいてこちらが有利になる可能性が上がるという余計なシステムがあります。
つまり、ボタンを連打すれば、
クリティカル率、反撃率、2回攻撃率、回避率、命中率エンカウント率等の確率が変化し、
こちらが有利に働くようになります。
……が、あくまで確率が上がるだけだということを覚えておいてください。



戦闘について。
どうやらこのゲーム、連打することを前提に作られているので、
ゲームバランスが連打後の修正にあわせて作られているっぽいです。
要するに敵強すぎ。
オカシイです。

とりあえず戦闘中はボタン連打。
これが鉄則。

クリティカルになるとか2回攻撃出来るとか言う以前に、
50%攻撃が当たりません。

ターン制RPGなのにSRPG並のダメージを受けるといえば想像出来るでしょうか。

パーティ全員の最大VP(体力、HPの代わり)が20に到達した時くらいに、
全体16ダメージを使ってくる敵が4匹同時出現とか何とか、
なかなかふざけたことをしてくれます。

一応、LPなるものが存在し、
VPが0になってもグロッギー状態となり、
次の行動時に復活します。
つまり、LPが0でVPが0になることで初めて「戦闘不能」になるわけです。

なら何とかなるだろ、と思うかもしれません。
甘いです
序盤(というか最初だけ?)は大丈夫なのですが、
ちょっと話が進むと、基本的に敵の方が素早くなります

つまり、
ターン開始→敵の攻撃→グロッギー→このターンに復帰→このターンの行動は終了→次のターン→敵の攻撃→グロッギー……
という永久循環が続くわけですね。
純粋なターン制RPGでの即死コンボですか?

逃走判定は、キャラの行動と同時です。
1ターンで最大5回逃走するチャンスがありますが、
その前に倒れてしまえばそんなもの関係ないわけです。

とまぁなかなかなスリルのある戦闘を楽しむことが出来ます。
まぁ9割9分9厘9毛9糸9忽9微9沙9塵9埃9渺9漠9模糊9逡巡9須臾9瞬息9弾子9刹那9六徳9虚空9清浄以上の人はストレスと感じるでしょうね。
というかそうでない人は神です。
まぁそれくらい敵が強いわけです。

因みに当然ながら雑魚敵での話ですので。

まぁ、敵の強さはこれくらい言えば充分でしょう。
小一時間話すことも充分可能ですが、
これ以上は特定の敵に対してのことになりますので大方省略します。

とりあえず魔法使いに気をつけろ。
普通、魔法使いのパラメータは低めに設定されているべきはずなんですが、
何故か戦士級(またはそれ以上)という強さを誇ります。


それと、
出会ったらリセットした方が早い敵が幾つかいます。



キャラについて。
さっき、「ターン制RPGなのにSRPG 〜」という表現をしましたが、
もう一つ理由があります。
それは、パラメータの低さ。

文字通りSRPG並です。
ラスダンに到達しても最大VPが50と無いキャラなんてざらです。
というか私は40すらないキャラもいました。

まぁVPが低いだけならまだ我慢できるかもしれませんよ。
更に追い討ちを掛けるように、
当然ながらMPも低い。

回復キャラでさえ、
最も弱い全体回復魔法を10回も使えない。
……コレどうよ?

最近のRPGは随分便利なもので、
アイテムなんて幾らでも持てるし、
回復アイテムなんて幾らでも買える
じゃないですか。

ビヨビヨは昔のドラクエ
一人最大16個、装備品、貴重品込み。
当然「袋」なんて便利なものはありません。
まぁ預けることができるのがせめてもの救いですが……。

MP回復なんてそんな貴重なものは勿体無くて使えません。

というわけで、
敵が強過ぎるのに禄に回復できないという困った状況に見舞われます。
両手いっぱい回復アイテムを持っておくしかありませんね。

それでも回復アイテムが足りないから困ったものです。

ダンジョンについて。
広い。
エンカウント率激高。


まぁ最初だけは控えめですが。

ラスダンは黄金の爪を持っている状態のピラミッド
これほど妥当な表現はあるまい。
あ、でも魔法は使えます。

大抵のダンジョンにパズル的要素があります。
それは面白くて全然構わないのですが、
そういう頭を使わなければならないフロアで敵が出てくるって言うのはどうかと思いますね。

大抵、フロア中をうろうろ歩き回らなければならないのが殆どで、
周りの状況を確認するだけでパーティの状態が極限まで来ます。

そこからパズルを考えろなんて言われてもまず無理です。
素直に帰りましょう。
そうするしか道は残されていません。

とまぁ、1つのダンジョンをクリアするのに何往復もするなんてよくあります。
1往復しても1フロアも進めない事もよくあります。

いくつかダンジョンのパズルの例を挙げます。

部屋にスイッチがあり、
それを踏むと壁の一部が動き、
通行可能の場所が変化するという仕掛けなのです。
仕掛けの内容自体は単純ですね。

しかし、それが6フロア続きます。
当然ながら次第に巨大化、複雑化していきます。
おそらく序盤最難関のパズル。
ここで投げた人がどれくらいいることやら。
私?
1週間くらいかけてクリアした覚えがありますが何か?

月と太陽の2つのレリーフがあり、
部屋の入り口も月と太陽の2つある。
月の入り口から入ってきたら月のレリーフのところは通れ、
太陽のレリーフのところは壁に鳴って通れない。
太陽の入り口から入ってきたときはその逆になるという仕掛け。

それが4フロア。
だが、上下に行ったり来たりしなければならないので実質8フロア。

1フロア自体は狭い塔なのだが、
わざわざ部屋の外周を迂回させるなど、
素敵なルートを用意してくれている。
しかもクソ面倒な通り抜けダンジョンの後。
発狂するぞ……。

序盤はこんなとこかな。

中盤は広さに拍車が掛かるが大した仕掛けは無い。
相変わらず部屋を大回りさせる性質が残ってる。

終盤。
地獄。

広い6階建ての洞窟。
近付くまで見えない壁。
見えない落とし穴。

下のフロアに色の違う床が何ヶ所かあるが、
その真上が落とし穴、という構造。
落とし穴の場所を覚えるしかない。
しかも何ヶ所という数ではない。
通れそうな場所は壁か穴かどちらかが必ずあるといっても過言ではない。


そして、出口にボス。
敵の猛攻に10ターン耐え続ければそのボスが仲間になるとか。

仲間にしたけど弱い。

ここでブチギレですよ。

ラストダンジョン。
極めてる。

異常に広い。
神のオーブと悪魔のオーブの2つをラスボス前の祭壇にまで運ぶのだが、
神のオーブと悪魔のオーブはどちらか一つしかもてない。
また、ダンジョン中に大量の石像が配置されており、
石像には神と悪魔の2種類がある。

神のオーブを持っているときは、
悪魔の石像から光が放たれ、
その周囲に近付くことが出来ない。
当然悪魔のオーブを持っている場合は神の像に近付くことが出来なくなる。


つまり持っているオーブによってルートが変わる。

ここで狂乱ですね。

で、その後ラスボス。
多分金増殖の裏技と隠しショップを使わないと勝てません。

ダンジョンはこんなとこかな。



その他。
グラフィックもストーリーも褒めるところ無し。

唯一優れているのが音楽。
だって桜庭様だし。

そう考えると500円は安いな。
オルゴールなんていう親切なアイテムもあるし。


このゲームの低レベル攻略がどれだけ大変なものか、

お分かり頂けたでしょうか?






2003年09月26日(金) ウザ

<ビヨビヨ>
追記。
このゲームは連打であらゆる面で有利に働くといいましたが、
肝心な文章を書き忘れていました(´д`;)
まぁ想像は出来ると思いますが。

このゲームは戦闘中に限らず、
移動中も連打する必要があります。
ラストダンジョンは連打しなければ3歩に1歩の割合くらいで敵が出るとは昨日言いましたが、
連打してもせいぜい10数歩かそこらまでが限界です。

「魔法の聖水」という一定時間エンカウントしなくなるというアイテムがありますが、
やっぱりこれも連打によって持続時間が延びるわけです。
要するにフィールド、ダンジョン探索時は常に連打しておかなければならないわけですね。

即ちプレイヤーが休める時間は街にいる間と、
行動を選択する時だけ
です。
まるでプレイヤー自身が冒険してるみたいですね(褒め言葉
逆に言えば殺す樹か、と。

精神と肉体両方に苦痛を味あわせてくれるRPG

さぁ、皆でビヨビヨをやろう
コレだけ語ったんだ。
このゲームの面白さが伝わったでしょ(何









えーっと。

お疲れ様でした(ぉ



先日の忘年会で叡昭さんとエンカウント率が高いゲームについて喋っていました。

この内容を読めば大体伝わると思いますが、

相当卑劣なゲームです。



ですけれども言葉では伝わる内容に限度があります。

ということで画像を作ってみました。



場所は神々の神殿B6Fです。

色の選択をミスったのでちょっと分かり難いです。

申し訳無い。



過去の日記にも書きましたが改めて説明しましょう。

薄黄緑が壁、

若葉色が上層エリア、

暗い色が下層エリア、

左下、右下の計2箇所ある上下2マス連なった深緑は階段、

緑が左右2マス連なり、その下に暗い黄緑が左右に2マス連なっているのが移動する足場、

(マップに計6箇所あります。

緑のマスは上層エリアとして扱い、暗い黄緑は壁として扱います。

この移動する足場はスイッチを踏む事によって移動します。

現在書き込まれている場所ともう1箇所の間を交互に変化します。

移動する範囲は決まっていますが描き忘れてしまいました。

島同士を結合する為にあるので大体想像できるかと思います。)

赤がスタート地点、

青がスイッチ、

ピンクがゴール地点です。







B1FからB6Fまでこんなマップが続きます。

下の階に進めば進むほどマップが大きくなります。

複雑さは多分同じだと思います。

狭いのでスイッチ等が少ないだけで、

やはり迂回に迂回を重ねてゴールまでいけるような設計になっています。



画像付きでも道を考えるのはかなり難しいと思います。

まぁ画像と私の文章能力の乏しさから理解しにくいかと思いますが、

少し考えてみてください。







解答

こうしたらよく分かりますね。

百聞は一見にしかず。



率直に、アフォかと。

因みにここのエンカウント率は10歩に1回くらいです。

過去の日記にも書きましたが基本的に敵は強いです。

普通のRPGだとボスが使ってくるような強力な攻撃を雑魚が平気で使ってきます。



パーティ全員の最大VP(体力、HPの代わり)が20に到達した時くらいに、
全体16ダメージを使ってくる敵が4匹同時出現とか何とか、
なかなかふざけたことをしてくれます。




とはここのことです。







嘘吐くんじゃねーよ、と思いませんでした?

普通そう思いますよね?

こんなもんクリア出来るわけ無いだろ、常識的に考えて。



それをやらせるのがビヨビヨクォリティ!!



正気の沙汰とは思えねーよ。

俺だっておかしいと思うもん。



これが序盤最難関たる所以です。

開発者はクリアさせる樹あるのでしょうか?







さて、これでビヨビヨの恐ろしさが伝わったでしょうか。



この日記を見た人はビヨビヨをプレイする事。

1ヶ月以内にプレイしないと不幸になります(ぇ



私はもうクリアしたから免除うへへ。